ローソン海田畝店 店長
久田 優子
ひさだ ゆうこ

お客様、そして一緒に働いているクルーさんが喜んでくれることが一番

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お店を運営してきて嬉しかったことを教えてください。

お客様と、そして一緒に働いているクルーさんが喜んでくれることが一番ですね!

例えば、お客様がいつも買われるもの、嫌いなものなどを覚えていて、お客様の買われるタバコの銘柄を知ってはいても、「この方はきっとご自身でおっしゃりたい方だろうな」と感じれば、取らずに待ちますし、臨機応変にその方に合わせた接客を心がけています。そうしているうちにお客様から「いつも元気もらっとるよー!」と声をかけていただいたりして、そんなとき、『いつも見ていてくださったんだな』と、とても嬉しい気持ちになります。

クルーさんに関しては、私事やアドバイスを互いにし合ってコミュニケーションをとっています。元気づけたり、元気づけてもらったり。クルーさんにもお客様にも分け隔てなく愛情を持って接しています。

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オープン時の苦労話はありますか?

あります。決して若くはない年齢ではじめましたから、記憶力に不安もありましたし、新しいシステムで誰に聞いたら良いかも分からない。

オープン当初、担当SVさんも私も、ローソンポプラも1年生。一つずつ、一つずつ進んでいって、この苦労がいつかきっと笑い話になると思いながら、1年生から2年生、2年生から3年生へと大きくなっていきました。

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クルーさん自慢をお願いします!

うちのクルーさん、私を気遣って「オーナーがいない方がお弁当がよく売れるけぇ、今日は早く帰りんさい!」なんて言ってくれるんです!(笑)

本当に私のことを大事に思ってくれて、褒めてくれる。

お店もきれいにしてくれて、業務も一生懸命頑張ってくれる。

私にはもったいないくらいのクルーさんばかりで、本当に感謝しています。

人材育成について気を付けていることはありますか?

感謝を伝え、認め合うことだと思います。お客様はもちろん、クルーの皆さんへの感謝を忘れないことが一番重要だと思います。

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うちのお店のここを見て!というポイントは?

うちのお店は、挨拶ですね!

「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」と大きな声で言うようにしています。

「あの店はいつ行っても感じがいいよねー!」と言っていただけることがあり、それがとても嬉しいです。

私が品出しをしていても、遠くから「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」と響くように声が聞こえてくる。オーナーの私が自分で聞いていても、とっても気持ちがいいんです!

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お店ならではのお話はありますか?

特に大切にしているのは、『地域の方々に安心して頼っていただける店を目指します』というところです。

家族に「みんながオーナーのことを知っているお店ってなかなかないんだよ」と言われるんです。地域の皆さんに知って頂けている、そのことがとてもありがたいです。

2021年8月の豪雨災害に遭い川が崩れて2号線が閉鎖になりました。

その時は大変でした。でも配送便は来るというので4時間かけて店に通いました。

お店の駐車場は困っている方々の車でいっぱいでしたし、それならばトイレが必要だろうと思い、皆様に使っていただけるようにしました。

店長もクルーさんも本当によく頑張ってくれました。

最後にこれから仲間になる皆さんにメッセージをお願いします!

苦しいこともたくさんあったけど、いい思い出もたくさんあります。

ポプラがあったから息子達を大学に行かせることができたし、おかげさまで家族とバスケの観戦に出かけたりして、楽しむことができました。

はじめからうまくはいかないかもしれない。

1年生から少しずつ大きくなって、身についたことの領域を拡げていって下さい。

いつか、この商売をやってきて良かった、と思える日が必ず来ると伝えたいです。

私自身は、クルーさんに関しては個人的な悩みなどを私が背負っていけるわけではないので、自分たちで乗り越えていけるような人間に共に成長したいと思い、そう接しています。その人の良いところを見つけて認めて感謝の気持ちを伝えていけば、大丈夫です。

私はクルーさんにメッセージを書いて給料明細に入れたりしています。何とか感謝の気持ちを伝えたくて、おせちをたくさんお買い上げいただいたお客様へ手紙を書かせてもらったこともあるんです。少しでも気持ちが伝わればいいなと思っています。

時間がかかるかもしれないけれど、信じた方向へ進んでいって下さい。ローソンポプラのSVさんは頼りになります。

安心して商売をはじめてみてください!