ローソン久地中央店 店長
高岡 賢治
たかおか けんじ

変化しつづける限り、コンビニ業界の未来は明るい

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お店を運営してきて嬉しかったことを教えてください。

コンビニは公園や学校のように、人々の生活になくてはならない社会インフラだと考えています。

多くのお客様で賑わっている店内を見たり、おすすめした商品をお買い上げいただき、「美味しかったよ」と言っていただいたりして、「こんな自分でも必要とされているな」と感じる時、嬉しい気持ちになりますね。

人から必要とされるって、本当に嬉しいことですよね。

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オープン時の苦労話はありますか?

発注や精算業務に慣れるまでは大変でした。

駐車場の線引きや、トイレなどの店内レイアウトもどうすればお客様のためになるのか、すごく悩みました。

しかし、ローソンから来られた教育担当の方々が丁寧に色々と教えてくださったので、苦労というよりも感謝の気持ちが強かったです。

あと、ピカピカの店内で働ける喜びも強かったですね!

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クルーさん自慢をお願いします!

ポプラ時代からの気心の知れたクルーさんが多く、全幅の信頼を寄せています。

皆さん、商売に対する考え方も素晴らしいです。

例えばシフトなども、正月やクリスマス等、皆さんが休みたい時でも、協力してくださったり、我々は「もてなす側」である、という立場を理解して接客やお店づくりを行ってくれています。

これはコンビニで働く上で絶対に外せない心得だと思っています。

私は長年、コンビニは立地条件が最も大事であると思っていましたが、それは違っていました。最も大事なのは一緒に働くクルーさんです。

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人材育成について気を付けていることはありますか?

当店の5宣言のひとつに『全員の個性を認めて、明るい未来をイメージできるお店』というものがあります。

二十歳の時に初めて勤務したコンビニでリーダーになり、ちょっと厳しく指導したことがありました。当時は『一生懸命働くのがカッコ悪い』というような風潮があって、それが許せなかったんですね。

結局、厳しくしてもうまくいかず、人間関係の難しさを学びました。

その時の経験から、感情的になって叱りつけたり、厳しく指導を行うことはありません。

それよりも、その人の長所が発揮出来るような雰囲気作りを心掛けています。

叱って落ち込むよりも、笑顔でいてほしい。

そうして元気でいてもらうことがお店にいい雰囲気を作っていく。

最近、景気の正体は、実は雰囲気なんじゃないかな、と本気で思うようになりました。

 

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うちのお店のここを見て!というポイントは?

【ソウルフード ポプ弁】へのこだわりですね!

ポプ弁目当てのお客様は本当に多く、当店の存在意義の一つであると認識しています。

欠品等でがっかりさせないように多めに発注する事は勿論、美味しそうに見えるよう色のバランスを考える等、丁寧に陳列をしています。

ちなみに、発注をする前には集中力を高めるために数秒間の瞑想を行います。

これは20年以上続けている私のルーティンです。

お店ならではのお話はありますか?

当店はポプラ本社のすぐ近くにあり、ありがたいことに本社の方からもご利用頂いております。ですから、大型キャンペーン等、プレッシャーを感じる機会もありますし、叱責を受けて落ち込んでしまう事もあります。(笑)

また、近隣にはお店等の人が集まる場所が少ないため、世間話も含めて地域の色々な情報が当店に入ってきます。なので、情報発信基地のような役割も担っていると思います!

 

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最後にこれから仲間になる皆さんにメッセージをお願いします!

コンビニがなぜここまで成長できたかというと、時代の流れに乗ってトライ&エラーを繰り返し、変化することに強かったからだと思います。

そして、その流れは現在進行形です。

変化しつづける限り、コンビニ業界の未来は明るいと確信しています。

皆さん、一緒にがんばりましょう!